さて、ミュンヘンで2日飲んだくれた翌日。この日は鉄道でチェコへ向かいます。
・・・と、これまで順調だった旅行もここでひとつトラブルが。
乗る予定だった9時発の列車が来ない。インフォメーションに確認していただいたところ「次にくる列車に乗ってくれ。チケットはそのままでOK」とのことらしい。
・・・次の列車2時間後なんですけどね。
あとで解ったところによると「この時間の乗客が少ないから運行中止」らしい(ホントのところは解りませんが)。ホントだとしたら・・・そんなんアリなん?
どのような理由かは解らないけど、おかげ様で次の列車だいぶ混んでおりました。定時運行を第一とする日本では考えられん話しです。
ちなみに「DB 運行中止」でぐぐるといろんな例が出てくるので興味のある方は調べてみるとよいかも。色々見たところ”1時間遅れたら25%/2時間遅れたら50%返金してくれる”らしいけど、こちらから言わないとわざわざ教えてくれない様子。日本の各種補助金申請を彷彿とさせますね。
仕方ないので荷物ガラガラしながらミュンヘン中央駅近くのスーパーで買い物。ちょっとした食べ物とかお土産とか買ったりして時間を潰しました。GoogleMAPで調べたらこの場所・・・と思ったら地上はドラッグストアでスーパーは地下。レビュー見るまで解りませんでしたわん。
スーパーの店員はいかにも雇われ、という感じで最低限の対応。まあこんなもんよね。「お、この対応・・・なんかTVで見たことあるアレだな」と逆に関心。日本の接客・対応が丁寧過ぎるんですよね。
なんやかんやで結局11時にミュンヘン中央駅を出発。なんとか座れたものの、列車は結構混んでいる。プラハまで約6時間。列車は郊外を走るのでプリペイドSIMくらいでは電波を拾わない。
・・・ので、のんびり車窓を眺めながら列車に揺られるのでありました。
プラハ編なのに到着までに色々あったのでここで
午後6時前、プラハ駅に到着。駅近くの宿にチェックインして、夕食へ向かいます。
行ったお店は元々チェックしておいてもらっていた ↓こちら
HPをご覧になっていただけると感じる方も多いかと思いますが・・・チェコ語全然わかりませぬ。ドイツ語ならまだなんとなくニュアンスが伝わるんですけどね。。
チェコで飲むチェコのビールはそれはもう美味。そこに居る、ということがそれを増幅させてくれる。長時間列車に揺られた甲斐があったというものです。
本来なら2時間早く到着していてお店のハシゴもできたのかもしれないけど、お店に着いたのが8時前で出たのが10時。ラストオーダーも来たんだったかな。
翌日プルゼニまで行くこともあり、この日は帰宿して早めにお休みしたのでした。
翌日、出発まで多少時間があるということでホテルの朝食を頂いたあとにちょっとお散歩。
・・・そうそう、ホテルの朝食はどこもだいたいパンとチーズとハムにソーセージ、サラダがメイン。あとヨーグルト。これでも素材がいいので大満足なんですよね。うめえうめえと心の中で叫びながら食べていました。
お散歩。
プラハの街並みはどこを切り取っても良くて、角を曲がるたびにシャッターを切っていました。それを全部載せると大変なことになるので、ちょっとだけ。
プラハには日本っぽいものが散見されたのだけど、どうやら中国方面から流れてきたものらしく怪しさ全開。「ちゃんと日本人が構築した日本のお店」があれば繁盛するのではないでしょうか。
プラハは路面電車・バス・地下鉄と公共交通機関が揃っていて、利用も30分/90分/1日と時間別に乗車チケットがあってその時間内なら上記の全てに乗り放題。歩き回ってもいいけどプラハの街並みは石畳でわりと歩くのに疲れるので、上手く利用したいところです。
詳しくは↓こちら
実際次の日に乗ってみましたが、歩くのと乗り物に乗るのでは街の見え方も変わりますし、ちょっと町外れっぽいところに行ってみるのも(ちゃんと帰れるのであれば)楽しいと思いますよ。
プラハから列車で約1時間半。実はプラハよりドイツ寄りで、来る途中に通ってきています。とはいえ宿の都合などで一旦通り過ぎざるを得ないのでした。大きな荷物持って歩き回るのも大変ですしね。
歩いてウルケルの醸造所に向かうのですが、その途中で気になったのがこちら
連結バスが架線から電力供給されているんですね。なにこれすごい。
(がさごそ)
・・・そうか、これがトロリーバスか。実物を見たのは初めて。日本では立山でしか走ってないんですね。しかもそれも廃止間近とか。あるところにはある、ないところにはない。そんなものですよね。
途中道を間違えて墓地に迷い混んだりしつつ・・・
到着!
2時半から予約している見学ツアーにわりと滑り込みで間に合い、約2時間のツアーに参加。ガイドさんは英語で案内してくれて、わりと聞き取りやすい英語で喋ってくれる。
・・・けど、リスニング力も弱い私は正味2-3割くらいしか理解できず。まあ雰囲気だけでも解ればよかろうもんなのです。
ツアー後は土産屋に出る、というある意味完璧な流れ。色々購入後併設のレストランでこれまたうめえうめえ言いながら飲み食いして、終電1本前くらいの列車でプラハに戻る。結構飲んでいたので列車のなかでぐっすり。プラハ止まりでなければ大惨事になっていたかも。
今回の旅行を企画してくださった方は「ここでウルケルを飲むのが至高のひととき」とおっしゃられていて、そうか、そうだよなあ・・・としみじみ感じたのでした。
ものすごくざっくりですが、チェコ編はここまで。
翌日はバンベルクへ向かいます。
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