しののめ旅がらす

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※道の駅のシンボルマークは国土交通省の許諾を受けて使用しています

三重の道の駅 公共交通機関でどう行く?

どういくシリーズ、三重です。区分としては中部地方に入ります。

紀伊半島の大変な部分は奈良と和歌山が担ってくれているので割と大変ではないような気がしますが、果たしてどうでしょうか。

 

見ていきましょう。

 


 

1.飯高駅松阪市/旧飯高町

アクセス・天気・道路情報 | 飯高駅公式サイト - 温泉のある道の駅|三重県松阪市

  最寄り駅 ・・・JR近鉄 松阪駅 より約1時間
   松阪駅西口(表)バスターミナル ④番のりば →「道の駅 飯高駅」下車 → すぐ隣
   ※ 行き先 三重交通バス「道の駅 飯高駅」
           または「ホテルスメール」行き
   ※ 2012/4/1~「飯高地域振興局前」は「道の駅 飯高駅」にバス停名が変わりました。

 

概ね案内通りですね。では補足を。

ホテルスメールは飯高駅よりさらに車で30分程行ったところ。飯高駅行き、スメール行き(どちらも飯南波瀬線)合わせて平日14便/土日祝13便。所要時間約60分、運賃1190円。

 


 

8.茶倉駅松阪市/旧飯南町

道の駅 茶倉駅 地図のみ。その地図も川の対岸の別施設を指しているので注意。

 

上記の三重交通・飯南波瀬線に乗車し、畑井バス停下車、徒歩約300m。所要時間約45分、運賃950円。

飯高駅に行く途中にあります。茶倉駅ー飯高駅の運賃は480円です。

 


 

10.美杉(津市/旧美杉町)

津市 - 道の駅美杉 地図のみ

 

JR名松線家城駅から津市コミュニティバス・美杉東ルート乗車、多気交差点(南と西バス停があり便によって変わります)バス停下車、徒歩約300m。運行は月水金の1日4便。帰りの便は家城駅まで行く便が2便しかないので、行かない便の場合は伊勢竹原駅前バス停で下車しましょう。乗ってきた便は15~20分で折り返しが来るので、乗る場合はバタバタするかも。とはいえ、それに乗らないと2時間滞在コースなので悩ましいところ。伊勢奥津駅に行く便が2便あり、逆に伊勢奥津駅から乗る、というパターンもあり。

もしくは、JR名松線伊勢奥津駅から津市コミュニティバス・美杉循環ルート乗車、道の駅美杉バス停下車。道の駅行きは火木の1日4便。とはいえ最終便は即時折り返しなのでそれ以外の便(折り返し時間は30~90分とまちまち)を利用することになるでしょう。

循環ルートといっても実際に循環しているのは朝夕のみでそれ以外の時間は伊勢奥津駅と道の駅を往復しているようです。

曜日によって美杉東ルートと使い分けですね。運賃は一律200円。

 

津市 - 津市コミュニティバスの運行について 南西部地域(美杉)をご参照ください。

植物の見頃やGWなどに臨時運行しているのでそこのタイミングに合わせる、というのもアリかもしれません。

 

余談:前出の茶倉駅から国道368号で15km程度ですが、仁柿峠という道幅の狭い峠道(いわゆる酷道)を通らないといけないので、ここはさすがに路線バスは通せないな、というところです。松阪方面から車で行く際はご注意を。

余談2:一度だけ名松線に乗ったことがあるのですが、線路内に鹿が立ち入り運転手さんが警笛を連打していた印象が強く残っています。

 


 

14.あやま伊賀市/旧阿山町

アクセス | 道の駅あやま 地図と車のみ

 

JR関西本線・新堂駅(南口)より伊賀市阿山行政サービス巡回車・玉瀧鞆田線乗車、運動公園前バス停下車、徒歩約300m。平日のみ運行、道の駅方面に行く便は3便(逆方向は2便)。所要時間約5分、運賃は200円。逆方向に乗っても着けなくはないですが、1時間近くかかります。

参考 : 阿山行政サービス巡回車 | 伊賀市

また、少し厳しいですが伊賀鉄道上野市駅(もしくはJR関西本線佐那具駅)より三重交通バス阿山支所前行き(26系統)乗車、終点阿山支所前下車、徒歩約2km・・・という方法もあります。平日のみ1日8便、運賃460円。どちらにしろ行こうと思うなら平日ですね。

 

 


 

15.いが伊賀市/旧伊賀町

サービスエリア、あんぜん文化村、彦兵衛運営|株式会社安全 アクセス情報なし

 

JR関西本線柘植駅から伊賀市いがまち行政サービス巡回車・柘植・西柘植線乗車、平口バス停下車、徒歩約700m。平日のみ1日5便。所要時間約5分、運賃200円。

なお柘植駅から徒歩で行く場合、約1.8kmです。微妙な距離ですね。

 

名阪国道のパーキングという感じですが反対方向に大きめの伊賀SAがあったり(ここは運営会社が一緒の様子)手前に伊賀ドライブインがあったりと、わりと新しめの道の駅の割りになかなか微妙な立ち位置な感じがします。

 


 

11.関宿亀山市/旧関町) HPは道の駅いがと同じ

 

JR関西本線・関駅すぐ。以上!

・・・とこれだけでは何なので。津駅からの所要時間は亀山駅での乗り継ぎ次第ですが45~60分。運賃は420円。

駅傍は公共交通機関利用者としてはそれだけでありがたいところです。

 


 

2.菰野三重郡 菰野町

道の駅菰野 | SPOT/STAY | 一般社団法人 菰野町観光協会

交通アクセス 近鉄湯の山線「中菰野駅」下車徒歩3分。

 

案内のとおりで、駅から約400m。

近鉄湯の山線近鉄四日市駅から概ね20~30分に1本出ており、運賃は390円。

JR四日市駅から行く場合、近鉄四日市駅と1.4kmほど離れているので、歩くのは少ししんどいかもしれません。ので、駅間の移動は三重交通及び三岐バスの各種路線を利用するのがよろしいかと思われます。所要時間約5分、運賃はどちらも210円。

 


 

16.津かわげ(津市/旧河芸町

道の駅 津かわげ 地図のみ

 

曜日によって2パターンあります。

近鉄豊津上野駅より

津市コミュニティバス・河芸循環ルート乗車、道の駅津かわげバス停下車。月水土運行。水曜日だけダイヤが違うので注意。1日3便。所要時間約25分。ひとつ北隣の近鉄・千里駅からでも可ですが、7分ほど余計にかかります。

津市コミュニティバス・河芸南・一身田・白塚循環ルート乗車、道の駅津かわげバス停下車。火木金運行、1日4便。所要時間約45分。ひとつ南隣の白塚駅から乗れば13分ほど短縮できます。

運賃はどちらも200円です。

どっちだっけ?とうろ覚えの場合は豊津上野駅で降りるのが無難でしょう。

 


 

12.伊勢志摩志摩市/旧磯部町

道の駅 伊勢志摩 | グルメ・みやげ | 伊勢志摩観光ナビ - 伊勢志摩観光コンベンション機構公式サイト 地図と車のみ

 

近鉄志摩線・穴川駅から約2.4km ・・・しかないようです。

2.4kmはちょっと厳しい距離ですね。レンタサイクルもなさそうで、頑張って歩くのみのようです。

地図を見た感じ観光地へ向かう国道の中継地点、という感じでドライブインの側面が強いのかもしれません。

 


和歌山との接点、熊野方面に分け入っていきます。

9.奥伊勢おおだい多気大台町

道の駅 奥伊勢おおだい 地図と車のみ

 

JR紀勢本線三瀬谷駅から徒歩約700m。

直線距離は駅からすぐですが、少し遠いところから線路を渡らないと行けないようです。

 


 

6.奥伊勢木つつ木館大紀町/旧大宮町)

木つつ木館のご案内 | 道の駅 奥伊勢木つつ木館 地図と車のみ

 

JR紀勢本線松阪駅より三重交通・三交南紀行き(56系統)乗車、滝原宮前バス停下車、徒歩約100m。1日3便(平日と土日祝で時間の違い有)。所要時間約95分、運賃1300円。

なお、この路線は道の駅奥伊勢おおだいを経由しています。こちらから乗る場合は所要時間約6分、運賃270円。

また、名古屋駅から高速バス(新宮駅行き)が出ていて、こちらは5便ありますが、滝原宮前バス停を経由するのは3便のみ。所要時間約2時間30分、運賃2200円。

新宮方面からの高速バスの利用はできないようですので、こちら側から来る場合はJRで熊野市駅もしくは尾鷲駅まで出て、そこから上記のバス(松阪駅行き/56系統)に乗って来られるとよいでしょう。熊野市駅からの所要時間は約2時間40分、運賃は2700円。

 

東京方面からも高速バスが出ていますが、滝原宮前バス停に到着するのは5:22と、利用するのは微妙かな、というところです。

 

また、少しテクニカルになりますが、高速バス、路線バス共に「VISON」という施設を経由するので、うまくタイミングが合えばこちらを経由して行くこともできそうです。が、あくまで参考程度に留めておくのがよいかも。

アクセス | VISON Beautiful Village in TAKIVISON Beautiful Village in TAKI

 

鉄道を利用する場合はJR紀勢本線・滝原駅から徒歩約1.5kmです。

 


 

13.紀伊長島マンボウ北牟婁郡 紀北町/旧紀伊長島町)

道の駅 紀伊長島マンボウ – 三重県紀北町の道の駅「紀伊長島マンボウ」公式ホームページでは、おすすめ情報やイベント、マンボウ屋台の営業日等の情報を発信していきます。 地図と車のみ

 

上記の三重交通・56系統(松阪熊野線)に乗車しマンボウバス停下車。「マンボウ」というバス停で降りる、というのは楽しいかも。

滝原宮前から乗った場合所要時間約35分、運賃1080円。紀勢本線大内山駅、梅ヶ谷からもバスに乗車できますが、いずれも駅から300m程度離れた場所にバス停があるので注意が必要でしょう。

 

鉄道を利用する場合はJR紀勢本線紀伊長島駅から徒歩約1.2kmです。

 


 

5.海山北牟婁郡 紀北町/旧海山町

アクセス | 道の駅 海山

最寄り駅 JR紀勢本線 相賀駅 車で6分 徒歩25分

 

徒歩で25分・・・約1.8kmというところです。

バスを利用する場合

相賀駅から島勝線(54系統)に乗車し、海山バスセンター下車、徒歩約900m。ひとつ先の鷲毛バス停からは徒歩約800mですが、運賃が若干上がります。どちらを利用するとしても、概ね半分の距離短縮になりますね。1日5便。所要時間約2分、運賃は190円。

もしくはひとつ北隣の船津駅から松阪熊野線(56系統)、もしくは尾鷲長島線(51系統)から乗車。海山バスセンターバス停まで、56系統は1日3便、51系統は平日7便/土日祝6便。所要時間は約20分、運賃400円。

56系統は1日3便、51系統は平日7便/土日祝6便。

尾鷲駅から乗車する場合はどの系統も利用できますが、56系統のみ少し離れた尾鷲駅口バス停からの乗車になります。尾鷲駅からの所要時間は約15分、運賃は440円。

 


だいぶ熊野らしい山中に入ってきました。

7.熊野きのくに(熊野市)

道の駅 熊野きのくに 地図のみ

 

JR紀勢本線熊野市駅から三重交通・松坂熊野線(56系統)もしくは熊野新宮線(13系統)乗車、小口野バス停下車、徒歩約400m。56系統は何度も出ていますが1日3便、13系統は平日5便/土日祝3便。所要時間約25分、運賃700円。ひとつ北隣の大泊駅から300m程のバス停からの乗車も可。

56系統ならもちろん北から乗ってきてもよし・・・ですが、松阪駅から所要時間約4時間、運賃2600円と、なかなかな道のりになります。

 


 

17.熊野・花の窟(熊野市)

花の窟・花窟神社【はなのいわや】 世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』 >> 世界遺産 花の窟 >> 交通のご案内

電車でお越しの場合

熊野市駅から三重交通バス 「熊野市駅前」停⇒「花の窟」停まで約5分

 

乗車する路線は前出の三重交通・熊野新宮線(13系統)です。熊野市駅から新宮方面へは概ね1時間に1本あり。運賃は210円。

鉄道駅から直接向かう場合は、JR紀勢本線・有井駅から徒歩約900m。熊野市駅からは約1.5kmです。

 


 

4.パーク七里御浜南牟婁郡 御浜町

アクセス|道の駅パーク七里御浜

JR阿田和駅下車 徒歩1分

 

駅前!以上!

前出の三重交通・熊野新宮線(13系統)でも行けますが、運賃は熊野市駅から所要時間は同じ20分ながら鉄道240円に対しバスは620円。どちらを利用するかはタイミング次第、というところでしょうか。

 


 

3.紀宝町ウミガメ公園南牟婁郡 紀宝町

道の駅紀宝町ウミガメ公園

公共交通機関でのアクセス

JR「熊野市駅」から「新宮駅」行バス30分「井田舞子」下車すぐ

 

こちらも三重交通・熊野新宮線(13系統)で。運賃は700円です。

新宮駅からだと所要時間約20分、運賃480円になります。

また、鉄道駅から歩く場合はJR紀勢本線紀伊井田駅から約1.5kmです。ここからバスに乗ることも可能で、その場合運賃は190円になります。

 

超余談:井田舞子さん、と言う名前の方が居そうですよね。

 


 

18.熊野・板屋 九郎兵衛の里(熊野市/旧紀和町

道の駅 熊野・板屋九郎兵衛の里

鉄道をご利用の場合

◆大阪方面より
1・JR天王寺駅(特急くろしお)→JR新宮駅(お乗換え)→JR熊野市駅(約4時間30分)
2・近鉄本町駅近鉄特急)→松阪駅(JRにお乗換え)→JR熊野市(約3時間30分)
熊野市駅より三重交通バスで瀞流荘行きに乗車「道の駅 熊野・板屋九郎兵衛の里」下車すぐ。(約45分)

◆名古屋方面より
JR名古屋駅(特急ワードビュー南紀)→JR熊野市駅 約2時間49分
熊野市駅より三重交通バスで瀞流荘行きに乗車「道の駅 熊野・板屋九郎兵衛の里」下車すぐ。(約45分)

ワイドビューじゃなくてワードビューになってる・・・

 

熊野市までは丁寧ですが詰めが甘い感じも。バスでの案内を記載していきます。

JR紀勢本線熊野市駅から御浜町自主運行バス・熊野古道瀞流荘(せいりゅうそう)乗車、道の駅熊野・板屋九郎兵衛の里バス停下車。1日4便(平日と土日祝で若干ダイヤの違いあり)。所要時間は上記の通り約45分、運賃600円。

もしくは阿田和駅前の町民サービスセンターバス停から御浜町自主運行バス・瀞流荘紀南病院線乗車、道の駅熊野・板屋九郎兵衛の里バス停下車。こちらも1日4便、所要時間45分。運賃は400円なので、ウミガメ公園から併せて行くのがよいかもしれません。

 


 

以上になります。

全体的に山がちで思ったより行きづらいところが多い感じがしました。反面鉄道駅そばの道の駅もあり、行きやすいところと行きづらいところの差が大きいですね。

一番遠くて2.5kmなので、それなりに歩ける体力があれば、「ここは無理!」というところはないかな、と思います。

 


 

三重全域を支える三重交通

2Dキャラが居てグッズ展開もしているようです。西鉄ババ・バスオだもんな。

www.sanco.co.jp


 

そうそう、この記事を作成するにあたり、「路線図ドットコム」さんを非常に参考にさせていただきました。いくつもの事業者の路線が一元的に見られる、というのはものすごく便利で助かりました。愛知・岐阜の項でもお世話になります。

www.rosenzu.com


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