しののめ旅がらす

行く行かないは置いておいて、旅行のプランを練る場

※道の駅のシンボルマークは国土交通省の許諾を受けて使用しています

夏のふらっと18きっぷ旅、4日目(岐阜~若狭~大阪)

旅も折り返し、4日目です。

 

3日目の様子はこちらから。

sinononomeme.hatenablog.com

>結論は「滋賀の道の駅はどこも行きづらいからのんびり小浜線行くか」になったので、書いていこうかと。

>岐阜7:21発、米原敦賀と乗り換えて10:24三方着。道の駅三方五湖へ。片道2kmなので徒歩かレンタサイクルで。

 

この日は一番迷って「滋賀を回るか、若狭に出るか、はたまた」と色々考えたのですが、ひとまず三方まで行ってみよう、ということで7時に宿をチェックアウトして7:21発の米原行きに乗車。関ヶ原を越えていきます。

 

岐阜7:21発-米原8:09着/8:30発-敦賀9:17着/9:50発-三方10:24着

 

米原敦賀でそれぞれ接続の時間があるので散策。長距離きっぷや18きっぷは改札を出られるのは大きなメリット。

 

米原はとくになにもなし。駅前に立ち食いうどんがあるっぽいのだけど解らず。時間的に微妙だったのであっても食べられたかどうかと言われると難しいところです。

 

琵琶湖マラソンのポスターに成瀬。飛ぶ鳥を落とす勢いですが、本人は飄々としているのでしょう。

 

さらに40分ほど列車に揺られ敦賀へ。北陸新幹線の延伸で活気あり。サンダーバードはそれでも金沢まで行っていいんじゃないかなー、とか思うのですが、様々な事情があるのでしょう。北陸新幹線が全線JR東だったら在来線はそのまま、新幹線と特急が競合する博多ー小倉間みたいなことになったのでしょうけど、たらればの域を過ぎません。長さ的にも上越妙高からずっとJR東というのも変な話ですからね。

新幹線フロアの売店にあった北陸3県のクラフトビール。イラストがかわいい。それは置いておいても1本450円(税抜き)はクラフトビールとしては低めの価格帯で、相当数作っているのではないかと推測されます。ここでは福井のみ購入。金沢、富山は実際に行ったときに。

 

バスの案内を見たら「ゴコイチバス」というものがあります。検索してみると休日限定の三方五湖周遊バスのようです。

ゴコイチバスのダイヤを発表しました(3/16~11/24の土日祝限定) - 若狭美浜観光協会

このページの画像を見ると色々なバスの案内があり、選択肢がぱっと広がります。特に若江線は本数があり湖西線に乗り継げる、というのはかなり魅力的。それだけでも考えることが増えるのに、さらに新たにできていることを知らなかった美浜駅前の道の駅があることも判明。三方だけならさっさと小浜方面に抜けてそこからバス、と思っていたのですが、美浜にも行くとなると、さてどうするか。

 

短い時間で出した結論は三方ー美浜間は6kmなので自転車でもなんとかなると踏んで「三方でレンタサイクル借りて美浜も自転車で行って三方に戻ってくる」でした。

列車だと美浜で降りて、三方でも降りて、とすると美浜の1時間半はともかく三方で2時間はどうも持て余しそう。先に三方行って美浜に戻って、というのも時間的に厳しそう(改めて調べると順に行くのと時間的には変わらないのでどちらも一緒)。良いバスの接続があるわけでもなさそう。

 

ならば3時間半まるまる使って自転車で巡ろうか、という思考です。2~30分で考えているので裏目に出る可能性もあるのですが、そのときはそのとき。

 


 

考えがまとまったところで出発。美浜駅をスルーして三方駅へ。車窓からはよくわかりませんでしたが美浜駅には立派な建物があったように見えました。

 

三方駅到着。レンタサイクルは置いてあるものの窓口らしきものは開いておらず若干不安になりましたが、改札の委託の方に伺うと窓口が開いていないときは代理でレンタサイクルの手続きもやっているそうでほっと一安心。荷物はコインロッカーに・・・と思ったのですがコインロッカーは中サイズまでしかなく荷物が入らない。ということで手続きしてくださった方がコインロッカーと同価格で預かってくれましたが、特別対応だと思うのでそれを期待しすぎないようにだけお気をつけください。

 

駅前のゴコイチバスのバス停。

三方五湖方面に行くのと、美浜駅に戻るのと、熊川宿に向かう便が有り。上手に旅程に組み込むことができれば心強い足となるのではないでしょうか。

 

レンタ1ごう。ブリヂストンサイクルのかっちょいいやつでアシスト力も強く頼もしい。けど慣れてないうちはちょっと踏んでぐっと押すので戸惑うことも。

 

さてさて、ここからちょっくらサイクリング。

 

ふむふむ、国道162号を行けばいいのね。

ただこちら方面は跨線橋になっていて車専用。歩行者及び自転車は地下道を通ることになります。つまり国道を行けないってこと。

 

案内てんこ盛り。ぜんぶ同じ方向ですが、まとめられなかったのはどんどん施設が増えていったからでしょうか。

 

あんなに案内があったのに途中道を間違えたりしつつ到着。

私は案内が見えると手前で曲がってしまう癖があり、今回もそのパターン。

 

道の駅構内。こういう船着き場っていいよね(個人の感想です)。

 

日差しは雲に隠れがちとはいえ暑いことには変わりなく、身体を冷やすための冷凍のゼリーを買って先に進みます。道の駅を巡るだけならここで引き返せばいいんですけどね。

 

そうそう、きちっとサドルに座ってたのがよくなかったのか、足がしびれたかのようにちんちんが痺れてちょっとだけ生命の危機。同じようなことは繰り返したくないのでこれより先はちょっとだけサドルの中心から外すように座っていきます。

 

道中には様々な梅製品を扱っている梅の里会館があったり

梅の里会館 | おすすめ観光スポット | FUKUI若狭ONEweb 福井「若狭路」の観光サイト

 

地ビール工房の宿」という心惹かれる看板があったり。

湖上館PAMCO(パムコ)/若狭三方五湖の湖畔にある「クラフトビール」と「遊び」がある宿

梅ビール気になるな・・・。それ以外の2種もケルシュとアルトで通好み。

 

写真を撮っていないのですが「梅酒飲み放題」みたいな看板があったり、、道すがらは梅の木がたくさんあったり、全体的に梅梅しています。そうそう、茅葺き屋根の船着き場もありました。

 


 

先ほどのPAMCOさんからは細い道に入り車は入れず。逆に言うと五湖の中心部に行くレインボーラインは車専用道なので完全に棲み分けをしている感じです。

 

こういったところは自転車じゃないと来られないわけで、逆に言うと車でしか行けないところもあり。どちらがいいか、というのは言いがたいところです。

いや、「どちらもいい」ですね。

 

途中一組のサイクリストさんとすれ違った以外はずっと一人旅。こういうのも良いものです。

 

水月湖久々子湖をつなぐ水路。撮ってはいませんが眼下にボートで往来する若い方々の姿が。こういった湖でないとできないアクティビティもいいですね。

 

ここからもう少し下ると、美浜駅三方駅の間の気山駅方面に出ます。まっすぐ戻るなら気山駅の方に行けばいいのですが、美浜駅に行きたいので逆方面に向かっていきます。

 

久々子湖沿いをきこきこ漕いで美浜駅まで。美浜町はボートの取得を推進しているようだったり、小学校の裏に「NUCLEAR TECHNOLOGY」という名前の会社があったり、なかなか色々興味深いですね。

 

到着。 道の駅 若狭美浜はまびより - 福井県三方郡美浜町

 

でかい、広い、綺麗。これだけの施設ともなると元々ここに何があったんだろう?という感じがしなくもなかったり。オープンが23/6/2なのでもう1年経っているんですね。

レストランもあったけど時間の都合で今回はお見送り。あとは戻るだけなので買い物は色々しました。主に酒ですが。酒は痛みづらいので持ち運ぶにはよいのですが、重いしかさばるのが難点です。

さわやかといえば東海の某ハンバーグ店が浮かびますが、福井の方はこちらなのでしょう。普通のと0カロリー版があり、0カロリーのほうを。甘味料をあまり感じなかったのは香料の配合の妙でしょうか。メロンソーダテイストで美味でした。フロートにしてもよさそうです。

 

北陸ローヤルボトリング協業組合index top レトロなHPだ。

 

次の列車の時間まで若干余裕はありますが、早めに動いたほうが安心なので三方駅に戻ります。バタバタするとうっかり忘れ物したりしますからね。

帰りは国道27号を通ってみたのですが、アップダウンが大きい上に車の通りが多く、歩道も少なめなので自転車で通るのはあまりオススメできません。少し遠回りでも湖に近く平坦な線路の反対側(若狭梅街道)を通るのがよいでしょう。

 

目論見通り30分ほどで三方駅に到着。自転車を返却し、荷物を受け取り、一息つく。幸い三方駅の待合室は冷房が効いていて過ごすのに不自由しないのがありがたいところ。

 

 

 

駅には諸々の案内が。何も考えずに訪れる方はほぼいないかと思いますが、それでも参考になるでしょう。私は見る前にレンタサイクルで出ちゃいましたけど。

 


 

三方13:40発-小浜14:21着

 

若江線の案内。今日の今日まで存在を知らなかった。予め調べておけばそうでもなかったのでしょうが、福井に着手するのはまだまだだいぶ先なので仕方ないところ。

14:55発ではちょっと早いので次の15:55発に乗りましょう。というわけで1時間半ほどの猶予があるので、駅前の観光案内所でレンタサイクルを借りて道の駅若狭おばまへ向かいます。うまいことバスがあればそちらで、と思ったのですが、きちんと調べていない限りそうそううまい接続はないものです。

 

バスの時刻表のサイネージと駅メモのパネル。駅メモのほうは福井全体ということもあって結構気合いが入っていますね。

 

ポスターもあったり。

 


 

レンタ2ごう。こちらも電動アシスト。速度計がついていたのでついついスピードを上げたくなりますが無理しなくても15km/hは出ていたので十分ですね。

なおこちらは大きめのコインロッカーがあり荷物がすべて入りました。あらいぐまタスカル。

 

小浜駅から道の駅まで約2km。まっすぐ行ってもよかったのですが時間に余裕があるので少し寄り道。

 

小浜駅から少し行ったところにある「まちの駅」。盆踊りの準備をしていました。

なお駅メモのチェックインポイントになっているので忘れずに。私はもうあまり駅メモへの情熱が薄れてしまっているので全然気にしてませんでした。後ほど行く熊川宿も同様にチェックインポイントになっているのでお気をつけて。駅メモ目当てで来られる方が忘れることはないとは思いますけどね。

 

次に訪れたのは埠頭にある遊覧船乗り場。このあたりは漁港でお土産屋さんもいくつかあり、建物内に食堂もありましたが若干観光価格かな?というところで時間的なものもあり今回は見送り。

 

若狭観光、福井観光は若狭フィッシャーマンズワーフへ

HP見たら8/13に海中のロープをスクリューが巻いて1艇故障してしまっていると。浮遊物はどうしようもないですね。海の事故は大変です。

 

ここから道の駅へ。

到着。高速インター下で広めの施設。オリジナル商品が多めの印象です。

道の駅若狭おばま - 福井県小浜市 | 若狭湾の海の幸と特産品

 

鯖の町だからサバトラ、らしい。

 

そろそろ遅めの昼食を、と思って食堂のほうを見たら店内を見ている間にラストオーダーの時間を過ぎていました。時にはビシッと行動を決めないといけませんね。次善策としてテイクアウトのお店でサバサンドを。これはこれで美味しかったのでよし。

 

小浜といえば箸、ということで結構な売り場面積を取っていました。ちょうどこの日は8/4で「箸の日」ではあったのですが、太宰府にも箸売ってるところあるからな~、みたいなことを考えてしまいここでは見送ったのですが、改めて調べると太宰府の店は小浜とは関係なかった。まあ仕方なし。箸が今どうしても必要かというとそういうわけでもありませんからね。

 


 

これまた少し早めに戻ってきて、観光案内所で少しゆっくりさせてもらってから、15:55の近江今津行きのバスに乗車。

 

30分ほどで道の駅に到着。次の便はちょうど1時間後。周辺を散策してもよかったのだけど、ほぼ1時間まるまる道の駅に滞在していました。自転車で動いたぶん疲れが溜まっていたのかもしれません。

 

写真を何枚か。

道の駅若狭熊川宿 公式サイト

 

ゴコイチバスの停留所。1日4便。ここから組み立てるのはすこし難しいかも?

 

 


 

1時間後にバスに乗り、近江今津に出て、そこから湖西線・中央線・環状線と乗り継いで大阪(西成)の宿まで帰るのでした。

ここから先はこれといって書くこともないので近江今津駅前の商店街でも。

 

宿に戻ったあと新世界にでも出て串カツの1本でも食べようかと思っていたのですが、今日の疲れ+数日の旅の疲れがダブルで来たようで、シャワーを浴びたらそのまま部屋でだらだらしてして、この日を終えるのでした。

 

翌日の記事はこちら。

sinononomeme.hatenablog.com


 

他の方の旅行の記事はこちらへ

 


最後に広告

 

さわやか24本セット!

美味、納涼。

自分で全部飲むもよし、周りに配って珍しがられるもよし。いかがですか?

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